熊本で地震!各震度区分とマグニチュード詳細!緊急地震速報って?

Sponsored Link

平成28年4月14日21時26分・・・

Sponsored Link

九州地方で大きな地震を観測しました。

テレビモニタに映し出される揺れてる画像・・・

最近、寝る時横になって、背中が動いてるな程度の

軽微な地震については、「あ~っ また揺れてるな」

ぐらいにしか思っていなかったけれど・・・。

油断大敵。・・大きな揺れがくる度に思い出されます。

そこで、よく使われる地震の指標に「震度」「マグニチュード」。

どう違うのか改めて、調べてみました。

①【震 度】について

1「震 度」とは

地震の「実際の揺れの測定値」つまり「地震動の強さ」を表します。

2「震 度」の階級は?

日本においては、【気象庁震度階級】により分かれおり、

測定場所により違う数値が出ます。

3「震 度」の特徴

「震 源」からの距離に対して、逆比例することになりますね。

(震源から遠いほど震度は小さくなる。)

さて、各階級の割り振りで~す。『気象庁震度階級関連解説表』から抜粋しました。

震度【0】

○震度計が検知するも、人は揺れを感じない

震度【1】

○地震や揺れに限られた一部の人のみが、気付く程度の揺れのため、

○めまいかと錯覚するレベル。

震度【2】

○大多数が地震に気付き、睡眠中の人でも目を覚ますレベル。

○天井からの吊り紐が左右数cm程度の振幅巾で揺れる。

震度【3】

○ほとんどの人が地震と認識して、長時間の揺れにより、不安や恐怖を感じる人が出る

○重ねた陶磁器等の食器が音を立てる。

震度【4】

○ほとんどの人が恐怖を感じ、身の安全を図ろうとし始める

○机などの下に潜る人が現れる。

○睡眠中の人のほとんどが目を覚ます。

○吊り下げた物は大きく揺れる。

○近接した食器同士がずれて音を立てる。

震度【5弱】

○ほとんどの人が恐怖を感じ、身の安全を図ろうとする。

歩行に支障が出始める。

○天井から吊るした電灯本体を始め、吊り下げられた物が大きく揺れ、

○家具は音を立て始める。

○重心の高い書籍が本棚から落下する。

震度【5強】

○恐怖を感じ、たいていの人が行動を中断する。

○食器棚などの棚の中にあるものが落ちてくる。

○テレビもテレビ台から落ちることもある。一部の戸が外れたり、

○開閉できなくなる。室内で降って来た物に当たったり、

○転んだりなどで負傷者が出る場合がある。

震度【6弱】

○立っていることが困難になる。

○固定していない重い家具の多くが動いたり転倒する。

○開かなくなるドアが多い。

震度【6強】

○立っていることができず、はわないと動くことができない

Sponsored Link

震度【7】 :

○落下物や揺れに翻弄され、自由意思で行動できない。

○ほとんどの家具が揺れにあわせて移動する。

○テレビ等、家電品のうち数キログラム程度の物が跳ねて飛ぶことがある。

4「震 度○という地震」の表記について

地震の最大震度 を表現する時もあるが、

ある地点の震度 を意味する場合もあるという。ややこしいかな?

5「震 度」の発表時間による区分

1「震度速報」

地震発生から1分半後に震度3以上の地域名を表記。

2「震源・震度に関する情報」

震度3以上の時のみという条件の元、

市区町村名 & 震度不明だが震度5弱以上と推定される

市区町村名を表記。

3「各地の震度に関する情報」

震度1以上の震度観測点及び

震度が判明していないが震度5弱以上と推定される観測点の表記

4「推計震度分布図」

震度4以上の震度ごとの詳細分布図を表記

6よく見る「緊急地震速報」の発表基準は?

テレビやラジオでよく警報とともによく目耳にする「緊急地震速報」。

これもしっかり厳密に発表基準が決められていました。

その基準とは・・・

【初期の地震波を複数地点で観測そして、最大震度が5弱以上の推定される時、推定震度4以上の地域】

を発表します。

あくまで、何らかの地震測定値ではなく、住民に警報を発するのが主目的。

7JNNによる震度表示はこちら・・・

JNN 震度表示

01JNN 震度表示

②【マグニチュード】について

1「マグニチュード」って何だろう?

地震発生時の「地震のエネルギー規模」を表します。

2「マグニチュード」の数値の特徴は?

マグニチュードが大きければ、震度は比例して大きくなります。

3「マグニチュード」の階級はあるの?

地域により、数値が異なることはあり得ませんね。

③【まとめ】

ということは、「震 度」は発生区域により差がありますが、

「マグニチュード」については、世界共通ということになりますね。

いずれにせよ、指標はともかく、身の安全を確保することが先決。

市区町村の放送を聞き逃さず、避難か待機かのタイミングが重要です。

今のうちに、避難用具を取り揃えておいた方が良さそうですね。

Sponsored Link

Sponsored Link

おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
コメントの入力は終了しました。