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皆さん、PL学園が、野球部廃部の危機にさらされているってご存知ですか?PL学園といえば、高校野球界においては、伝説的な存在です。春夏合わせて7度の全国制覇を成し遂げています。全国トップレベルの選手を輩出し、常に優勝候補として注目されていました。元巨人軍の桑田真澄投手、清原和博選手、中日の立浪選手など、プロ野球界においても、素晴らしいレベルの選手が、卒業生にいます。
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また、アルプス席で人文字による応援をして、高校野球を日本の夏休みにおける一大イベントとして定着させた陰に、PL学園あり!と言っても、過言ではないはずです。どんなに野球音痴の女性でも夏の甲子園はどこが勝った?とか、故郷のチームを自然と応援して熱中するぐらい人々の生活に浸透しています。
野球ファンにとっては、絶対的存在であったPL学園野球部が、廃部になるなんて・・・・そうした背景にはいったい何があるのでしょうか?今回は、そこのところをお話させていただきます。
Contents
○野球部内の暴力発覚
PL学園の元野球部員が、上級生にバットで日常的に殴られる、パイプ椅子で殴られるなどの暴力を受けたとして、2015年に訴訟を起こしています。暴力を振るった側が、事実を認め、和解を得ています。何だか、とてもすさまじい事実で驚きです。しかし、もっと驚いた事にPL学園の野球部内では、暴力は一時的な現象ではなかったのです。
○伝統となっていた野球部内の暴力
PL学園の野球部内では、「付き人」制度があり、先輩は後輩にとって絶対的服従しなくてはならない存在でした。日常生活のあらゆるところをチェックされ、呼び出されて注意を受けたり、殴られたり蹴られたりされることもあったとか・・・・深夜までマッサージを、上級生から強要され大変だったという証言もあります。
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こうした事実がかなりネット上で飛び交ってはいますが、著名なプロ野球選手は、「そうした事実はない。」と否定されていません。母校の野球部が、廃部の危機にさらされているときに、「事実でありません。」と否定するのが、当たり前だと思うのですが、そうした行動をされないということは、事実なのでしょう。
○PL学園野球部の現在
PL学園の野球部は、前述の訴訟沙汰以来、野球専門の監督をおかず、新入部員の募集も行わず、現在に至っています。野球部員は、2年生の12人だけで活動しています。そして今の部員が野球部を卒業したら、野球部部を休部することを2月17日に正式に発表しています。
○マイナスイメージがついてしまったPL学園の野球部
ただでさえ、評判が悪いのに、元巨人軍の清原の逮捕まであり、PL学園のマイナスイメージは、かなり強固なものになってしまいました。こうしたイメージを払拭するためにも、PL学園の野球部の休部はいたしかたないのでしょう。何より、PL教団のマイナスイメージとなります。何せ、信者もかなり減少しているそうです。桑田、清原のコンビが甲子園に出場していた頃は、信者は250万人もいたそうですが、現在は100万人を切っているそうです。このままのペースでいくと教団の存続さえ、危うくなるかもしれません。
○PL学園野球部再開の見通し
しばらくは、休部されますが少しばかり明るい話題もあります。野球部専用のグラウンドを建設する計画を同行関係者は、明らかにしています。あくまで、休部であって廃部ではないとも言っています。ということは、試合だけでなく、世間の信用を取り戻す「逆転のPL」伝説が密かに始まっているということでしょうか?
○最後に
何はともあれ、こうした一連の騒動は多くの高校野球を高校野球ファンにショックを与えたことは事実です。スポーツマンシップを日頃から発揮する野球部であってほしいと心から願います。そうであってこそ、初めて「perfect liberty=PL」すなわち「完全自由」と言えるのではないでしょうか?
夢と希望を与える教団、野球部であってほしいと願って止みません。
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